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上質なオーダーシャツを見分ける方法

縫製仕様

いいオーダーシャツの条件・・・その1

オーダーシャツの良し悪しを判断することは、外見からでもできます。生地の素材感とボタンはよく言われますが、縫製仕様からもわかります。例えば、シャツの肩部分(上記画像)を見てください。安価なシャツは簡単に縫えるロックミシン仕様となっています。これは、肩部分にステッチがないことからもわかります。一方、高級なシャツは三巻などの本縫いシングルニードルとなっています。これは、縫製に熟練の技術が必要となりますので、コストもかかりますが、着た時の雰囲気も含め肩回りがすっきりと見える特徴もあります。

オーダーシャツをせっかく作るなら、縫製仕様もこだわってほしいと思います。価格にこだわることも大事ですが、ファッショニスタの多くはこのことを知っているので、クールビズのときなどは肩の縫製などを見てシャツの上質さなどを判断しています。美しいシャツはやはり高い技術から生まれます。周りの方々の肩の縫製を見てみてください。面白いかもしれませんよ。

 


 

シャツの生地の縮みについて

オーダーシャツの縮み

オーダーシャツを作る時にどのくらい生地の縮みを考慮すればいいでしょう。

よくある生地に関する質問より

基本的には、シャツ生地は3%以内を目安に設定され織られていことが多いようです。この3%はあくまでも、家庭で洗濯をし乾燥機にかけないことを基準としています。また、クリーニングに出すと想像以上に縮む場合があります。これは、安価なクリーニング店限定となりますが、シャツが濡れた状態で高温のプレスをかけることにより発生します。シャツを乾かすこととプレスすることを同時にすると、どうしても急激な温度変化により生地が急激に収縮するためにこのようなことが発生します。

縮みは条件により変わるために、目安は非常にむつかしいこととなりますが、当社の採寸方法であれば、ある程度の縮みを考慮しており、ゆとり量も考慮しているので、縮んで着れなくなるということはほぼありません。
ただ、お持ちのシャツを採寸した場合は、袖丈:+1~2㎝ 着丈:+1~2㎝  バスト・ウエスト・ヒップ:+1~2㎝ をする方が良いかと思われます。 

アイロンがけ

アイロンの掛け方で伸びる(戻る)

縮んだシャツを伸ばしながらアイロンがけすることにより、元に戻る場合もあります。もし、縮んだ場合はお洗濯後に、ご自宅でしっかりと生地を伸ばしながらアイロンがけをしてみてください。想像以上に元に戻ることがあります。

縮んだというシャツをお送りいただいた場合、よほど生地に不具合がない限り、職人がしっかりと生地を伸ばしてアイロンがけをするとほぼ100%に近いくらい元のサイズに戻ります。ただ、クリーニングのアイロンがけは多くの場合、上からのプレスのみで引っ張りませんので、縮むことはあっても伸びることはありません。

シャツ生地素材別の収縮について

縮み度合いでいうと、綿100% > 綿100%(形態安定)> TC の順で縮みやすい順となります。やはり、ポリエステルが入っているTCの方が縮みにくくはなりますが、熱には強くないため高温プレスで想定外の縮みが発生する場合もありますので、TCに関してはとくにご注意ください。

また、生地の織り方によっても、縮みは大きく変わります。ざっくりとした織の生地は、どうしても縮みが発生する場合があります(ただ、伸ばせば戻ります)。ブロードなどの場合は、しわになりやすいので縮んだ印象となりますが、実際は縮んでいないこともあります。

あまり、縮みを意識しすぎずに、当社の採寸方法通りにお測りいただくことがおすすめです。

 


 

プレゼントにもインスタ映えにも最適なBOXができました。

オーダーシャツ・ボックス

オーダーシャツが映えるボックス

多くのお客様より、大切な人へのプレゼントや頑張った自分へのご褒美を盛り上げるギフトボックスが欲しい!とのご要望にお応えして、お洒落な箱を作成しました。有償1,080円とはなりますが、こだわりのボックスは簡単な組み立て箱ではなく高級な貼り箱ですのでご希望の場合は、シャツのカスタマイズページよりギフトボックスをご購入ください。

オーダーシャツ・ボックス

ギフト・ボックスのサイズは、長さ330cm×横220cm×高さ60cm/フタ高さ30cmで、オーダーシャツがぴったり収まります。お送りする状態は、ギフトボックスをいつものダンボールに入れた形態となります。 

 


 

オーダーシャツのボタンが割れる

見る人は見ているボタン

シャツのボタンの重要性

スーツやシャツのボタンを見ると、そのシャツのグレードが分かるとよく言われます。ホテルマンなど人を判別(表現が悪い)する職業人にとっては、服装はそのお客様のグレードを判断する重要な要素であり、スーツやシャツの素材感とボタン、それに靴はポイントであると海外のホテルに勤める友人も言っていました。

その中でも気にしない人が多いシャツのボタンですが、意外と重要なポイントとなりますので、基本的には貝ボタンなどを選んだ方が高級感が増すことは間違いありません。

ポリボタン、高瀬貝ボタン、白蝶貝ボタンは比べればわかります。

シャツのボタンには、基本的にはポリエステルボタン、高瀬貝ボタン、白蝶貝ボタンのいずれかが付きます。お値段としては左から右へと高価になり、ポリエステルボタンは10円~/個、高瀬貝ボタンは40~60円/個、白蝶貝ボタンは80~150円/個が原価の金額となります。最も大きな違いは、その光沢感で、ポリボタンがマットな感じだとすると、高瀬貝は7色、白蝶貝はきらめくホワイトという感じでしょうか。もちろん、厚みも一般的には2mm程度ですが、厚みのある3mmボタンというものもあります。

ボタンの種類

オーダーシャツであれば、ぜひ白蝶貝を付けてみていただきたいと思います。白蝶貝は英名mother of pearlと言われ、真珠貝を使っていますので、まさに真珠のような光沢と思っていただければわかりやすいと思います。

ボタンの強度は?

ボタンは、残念ながら高価だから強度が上がるわけではありません。どちらかというと天然素材の方が割れやすいのは間違いありません。特に最近の高圧プレスなどでは、抜けるように割れることが多いようです。それ以外は欠けることもありますが、これもクリーニングでドラム式などの洗濯槽の壁面などに当たることにより発生します。もちろん家庭洗濯でも、ネットなどに入れずに洗濯すると同様の事象が発生する場合があります。

ボタンが割れる
ボタンが割れる原因

これは、どんなシャツにも発生する可能性があり、英国の有名シャツ店ターンブル&アッサーの代表などはインタビューで、当社のシャツはボタン付け糸がほどけることはないがその代わりボタンが割れることがあるという趣旨の発言(これはボタン付け糸がほどけない自慢)をするくらいボタンが割れることはシャツの「あるある」事象ではあります。

防ぐ方法は、家庭洗濯でネットに入れて、やさしく洗うことが最善だと思われます。

 


 

オーダーシャツの芯地について

オーダーシャツ

シャツの表情を変える芯地の役割

シャツの芯地には、トップヒューズと呼ばれる(永久)接着芯地とフラシと呼ばれる生地と接着していない芯地があります。一般的には、高級な天然素材のシャツにはフラシの芯地が使われており、形態安定やTC(綿×ポリエステル混)のシャツにはトップヒューズが使われることが多いようです。

特に、しなやかさや柔らかさ、着用感を大切にするイタリアの高級ブランドシャツでは、圧倒的にフラシ芯を使用しています。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、簡単にまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。

シャツの芯地の違い

 メリット デメリット
 トップヒューズ
  • メンテナンスが容易(アイロンがけが楽)。
  • しっかりとした印象。
  • 家庭洗濯に向いている。
  • 形態安定などのシャツに向いている。
  •  固めの印象となるため、上質な生地の良さが生きないことがある。
  •  生地が全体的な雰囲気(印象)が固い印象となる。
  •  着心地が少し固い。
  •  安価なシャツに使われることが多い。(例外あり)
  •  芯地が縮むことがある。(最近は改良されてはいる。)
 フラシ
  • 着心地がいい。
  • やわらかな雰囲気となる。
  • 襟のロールなどがきれいにでる。
  • 素材の凹凸や陰影などがきれいに出る。
  • 高級なシャツに用いられる。
  • 生地との相性がよく、縮みも少ないので製品と安定する。
  • 腕のいい職人の縫製が必要となる。
  • アイロンをしっかりと当てないといけない。
  • 安価なクリーニングでは襟やカフスにしわが出ることがある(高圧立体プレスの場合)。

FIRST EXPERIENCEのオーダーシャツはフラシ芯

当社のシャツは、仮接着のフラシ芯を使用しています。縫製時には軽く接着をしていて作業を効率的に進めれるメリットがあり、お洗濯後には水溶性の接着が流れ、やわらかな雰囲気のフラシとなる芯地となります。このために、襟やカフスに気泡のような浮きがある場合もありますが、洗濯後には接着がなくなるため気泡のような浮きもなくなります。

ただ、メンテナンスはどうしても重要となりますが、高級な生地にはそれなりのメンテナンスも男の身だしなみとお考えいただければ幸いです。

どうしても、メンテナンスが大変だとか硬めの芯地がお好みの場合は、プレミアム・ラインのみトップヒューズの芯地に変更も可能です。なお、上記表でも例外と記載しておりますが、イタリアの高級シャツやイギリスの高級シャツでも一部ではトップヒューズを使っているブランドもありますので、お好みでお選びいただければと思います。

少しのポイントで綺麗に仕上がるアイロンがけ

下記の図を参考に順序よく引っ張り、形を整えてからプレスをかけてください。
ポイントはしっかりと引っ張り形を整えること。ここで形が整っているとアイロンがきれいにかかります。

アイロンの掛け方 襟越し(ボタン穴とボタンの位置)を両手に持ち矢印の方向に引っ張ってください。
アイロンの掛け方
  • 羽の付け根をもって上図と同じように引っ張ります。
アイロンの掛け方
  • 剣先も上図2点と同じように引っ張って形を整えてください。
アイロンの掛け方  カフスは袖口の部分を引っ張ってからアイロンがけしてください。

クリーニング店の高温高圧プレスでは、フラシ芯の場合しわが寄る可能性があります。これは、生地(外側)と芯地が洗濯により収縮するため、上記のように伸ばしてしっかりと当てない一部のクリーニング店の高圧プレスではしわが出る場合があります。これを解決するためには、襟カフスのみ手仕上げなどをクリーニング店にご指定いただくなどが必要となります。

なお、この皺に関してはフラシ芯を使用しているシャツには起こりえる事象となりますので、特別な不具合等ではございませんことご理解とご了承のほどお願い申し上げます。


THOMAS MASON BESPOKE

トーマスメーソン・ビスポーク

        

英国が育みアルビニが進化させた歴史的シャツ生地をオーダーシャツで

トーマス・メイソンのコレクションは、エジプト綿の中でも究極の最高級糸のみを使用して作られた双糸の生地を特徴としています。
起業家のThomas Masonによって1796年に英国のランカシャーに設立された名門ブランドは、英国シャツと言う伝統の世界で、エレガントで質の高いランドマークに位置する唯一の生地でした。 1992年にAlbini Groupに買収されたThomas Masonは、ギザ45号とギザ87号のエジプト綿とノルマンディーの洗練されたリネンを使用して作られた貴重でカラフルなダブルツイスト布を使用して、豊かなレガシーをモダンで独創的な方法で再解釈し生産されています。

        

トーマスメーソン・ビスポーク

        

THOMAS MASONが認めたシャツのみに許される称号をあなたに

THOMAS MASONが最高品質と認めたオーダーシャツ(ビスポーク・シャツ)にのみ付けることが許されるBESPOKEの織ネームラベルと裾ピース(ガゼット)。日本では数店舗しか認定されていないTHOMAS MASON BESPOKEをオンライン通販では初めてFIRST EXPERIENCEが取り扱えることとなりました。

THOMAS MASON BESPOKEは、すべての生地と織ネームラベル、脇ピース、ボタン(オプション)もイタリアより1着分で空輸されるほど、徹底したブランド管理を行っていますので、納期が約1週間程度長くなることをご了承ください。

        

トーマスメーソン・ビスポークのガゼットと貝ボタン

        

オーダーシャツとして最上級の仕立てでお届けします。

仕様に関しては、縫製もアップグレードし運針も24針/inch以上と細かなステッチが上質さを更に引き立てます。ヨーク位置の織ネームもBESPOKEだけとなり※2、脇ピースもBESPOKE専用のものとなります。また、襟のキーパーもBESPOKEのオリジナルのものが付きます※3。また、ビスポークのみの仕様として背(ヨーク下)ギャザーとカフスギャザーがオプションに追加し、ボタンはすべて手付となっていますのでぜひお試しください。

        

        

※1.イタリアより発送されるため、イタリアの休日基準で運用されます。このために、ロングバケーション期間やクリスマス・ウイークなどは更に日数が必要となる場合がございます。
※2.FIRST EXPERIENCEの織ネームは下前身頃裾につきます。
※3.キーパーの長さは1種類しかありませんので、襟には通常の透明キーパーが付きます。