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オーダーシャツの芯地について

オーダーシャツ

シャツの表情を変える芯地の役割

シャツの芯地には、トップヒューズと呼ばれる(永久)接着芯地とフラシと呼ばれる生地と接着していない芯地があります。一般的には、高級な天然素材のシャツにはフラシの芯地が使われており、形態安定やTC(綿×ポリエステル混)のシャツにはトップヒューズが使われることが多いようです。

特に、しなやかさや柔らかさ、着用感を大切にするイタリアの高級ブランドシャツでは、圧倒的にフラシ芯を使用しています。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、簡単にまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。

シャツの芯地の違い

 メリット デメリット
 トップヒューズ
  • メンテナンスが容易(アイロンがけが楽)。
  • しっかりとした印象。
  • 家庭洗濯に向いている。
  • 形態安定などのシャツに向いている。
  •  固めの印象となるため、上質な生地の良さが生きないことがある。
  •  生地が全体的な雰囲気(印象)が固い印象となる。
  •  着心地が少し固い。
  •  安価なシャツに使われることが多い。(例外あり)
  •  芯地が縮むことがある。(最近は改良されてはいる。)
 フラシ
  • 着心地がいい。
  • やわらかな雰囲気となる。
  • 襟のロールなどがきれいにでる。
  • 素材の凹凸や陰影などがきれいに出る。
  • 高級なシャツに用いられる。
  • 生地との相性がよく、縮みも少ないので製品と安定する。
  • 腕のいい職人の縫製が必要となる。
  • アイロンをしっかりと当てないといけない。
  • 安価なクリーニングでは襟やカフスにしわが出ることがある(高圧立体プレスの場合)。

FIRST EXPERIENCEのオーダーシャツはフラシ芯

当社のシャツは、仮接着のフラシ芯を使用しています。縫製時には軽く接着をしていて作業を効率的に進めれるメリットがあり、お洗濯後には水溶性の接着が流れ、やわらかな雰囲気のフラシとなる芯地となります。このために、襟やカフスに気泡のような浮きがある場合もありますが、洗濯後には接着がなくなるため気泡のような浮きもなくなります。

ただ、メンテナンスはどうしても重要となりますが、高級な生地にはそれなりのメンテナンスも男の身だしなみとお考えいただければ幸いです。

どうしても、メンテナンスが大変だとか硬めの芯地がお好みの場合は、プレミアム・ラインのみトップヒューズの芯地に変更も可能です。なお、上記表でも例外と記載しておりますが、イタリアの高級シャツやイギリスの高級シャツでも一部ではトップヒューズを使っているブランドもありますので、お好みでお選びいただければと思います。

少しのポイントで綺麗に仕上がるアイロンがけ

下記の図を参考に順序よく引っ張り、形を整えてからプレスをかけてください。
ポイントはしっかりと引っ張り形を整えること。ここで形が整っているとアイロンがきれいにかかります。

アイロンの掛け方 襟越し(ボタン穴とボタンの位置)を両手に持ち矢印の方向に引っ張ってください。
アイロンの掛け方
  • 羽の付け根をもって上図と同じように引っ張ります。
アイロンの掛け方
  • 剣先も上図2点と同じように引っ張って形を整えてください。
アイロンの掛け方  カフスは袖口の部分を引っ張ってからアイロンがけしてください。

クリーニング店の高温高圧プレスでは、フラシ芯の場合しわが寄る可能性があります。これは、生地(外側)と芯地が洗濯により収縮するため、上記のように伸ばしてしっかりと当てない一部のクリーニング店の高圧プレスではしわが出る場合があります。これを解決するためには、襟カフスのみ手仕上げなどをクリーニング店にご指定いただくなどが必要となります。

なお、この皺に関してはフラシ芯を使用しているシャツには起こりえる事象となりますので、特別な不具合等ではございませんことご理解とご了承のほどお願い申し上げます。


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