高級シャツの1つの目安としてのボタン

高級なシャツのボタンというと、白蝶貝ボタンがやはりマストとなりますが、意外と気づいていないのが、ボタンの大きさ。好みの問題ももちろんありますが、一般的なシャツは10mmのボタンがついています。でも、ワンランク上のシャツには11.5mm が付いていることが多いことをお気づきでしょうか。

わずか1.5mmの差ですが、シャツの表情は大きく変わります。また、ボタン1個当たりの金額で言うと倍くらいの違いが出ます。これは、コストを重視するとなかなかむつかしいのですが、そこを使うところも高級シャツの1つのポイントです。

また、多くの高級シャツは、襟台や剣ボロ(カフスから袖にかけての部分)のボタンをあえてワンサイズ小さいボタンとしています。これは、止めにくい箇所を少し小さなボタンとすることにより止めやすくするための配慮です。

このボタンを小さくすることも、あえて数種類のボタンを揃える必要があり、作業を複雑化しますし手間のかかる仕様となりますが、このこだわりも高級シャツのポイントとなります。

小さなこだわりが高級シャツの1つのポイントとなります。単に価格が高いや勇名ブランドでもこのようなことをしていないシャツもたくさんありますが、手を抜かないシャツはこんなところでもわかります。お手元のシャツもぜひご覧ください。

高級シャツのボタン














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