鹿の子といえば夏の定番──そう思っていませんか?イタリアの名門シャツ生地ブランド ALBINI が手掛けた「COTTON サックス鹿の子」は、その常識を軽やかに裏切ってくれます。通気性に優れた鹿の子織りに、ALBINIならではの上質なコットンを掛け合わせることで、爽やかさと暖かみを同居させた不思議な魅力を持つ生地に仕上がりました。
夏の汗ばむ季節だけの相棒だなんて、もったいない。秋の始まりには、軽やかさが残る生地感が“衣替え前の救世主”に。ウールのジャケットを羽織ってもゴワつかず、程よいハリが胸元を美しく見せてくれます。そして冬本番には、インナーとして着ても蒸れにくく、暖房の効いた室内でも快適。つまり「鹿の子=真夏専用」という固定観念を、まるごと乗り換えるチャンスなのです。
さらに、このサックスブルーの色味がずるいほど万能。ネイビーのスーツに合わせれば正統派ビジネススタイルに、グレーのジャケットと合わせれば知的で柔らかな印象に。週末にはベージュのチノと合わせるだけで、洒落た休日の顔に早変わりします。秋冬のコーディネートは、どうしても重くなりがち。でもこの一枚があれば、季節感を崩さずに軽快なニュアンスをプラスできるのです。
そして最後に、ユーモラスに申し上げるなら──「鹿の子は夏だけ」と思っている方、それはアイスクリームを夏しか食べないようなもの。美味しいものは季節を問わず楽しめる。ALBINIのCOTTON サックス鹿の子は、まさにそんな“通年ごちそう生地”。秋から冬にかけてのベストバイとして、あなたのワードローブに加えてみてください。きっと「こんな鹿の子、知らなかった」と思わず笑ってしまうはずです。