イタリア屈指の名門ファブリックメーカー、CANCLINIが手がけるホワイト・ピンオックス。
一見すると端正な白シャツでありながら、近くで見るほどに奥行きのある織りの表情が際立ち、さりげない存在感を放つ素材です。
ピンオックスは、オックスフォードほどカジュアルに寄らず、かといってブロードのように堅すぎない絶妙なバランスが魅力。きちんと感を保ちながらも、どこか肩の力が抜けた雰囲気があり、スーツスタイルはもちろん、ジャケットを羽織るだけの装い、ニットやアウターとのレイヤードにも自然に溶け込みます。
白でありながら「無難」で終わらない。そんな一枚を求める方にこそ選んでいただきたい生地です。
仕立て上がるのは、冬の名残が少しずつ薄れ、空気に春の気配が混じりはじめる2月初旬。重たいフランネルやウールから、軽やかな装いへと気分が切り替わるこの時期に、ピンオックスの程よい厚みと柔らかな表情は、まさに最適解と言えます。
タイドアップすれば端正に、ノータイでは抜け感のある大人の表情に。シーンを選ばず活躍する懐の深さが、この生地の真価です。
季節の変わり目に、白シャツを更新するという選択。
CANCLINIのピンオックスが、いつものスタイルに静かな変化と洗練をもたらします。