英国エイコーンの生地をご紹介

英国の質実剛健オーダーシャツ生地「ACORN」

英国の繊維産業の伝統的な中心地に本拠を置くエイコーン ファブリックスは、ビクトリア朝の工場と険しい風景の眺めを持つランカシャーの歴史的な地域に、大きなダイナミズムをもたらしています。実際、Acorn の経営者である Chatburn 家は、100 年以上前に遡り、4 世代にわたる織物の伝統を維持しています。

伝統的な服装術を生み出した英国の老舗シャツ生地ブランド

エイコーンの歴史は、1928年イギリスのランカシャー州コルンにあるシャツ工場でアーサー・チャットバーンがはじめました。


その後、息子のジョンが上級マネージャーだった1975年にコートールズに買収されると、彼は時代とマッチし顧客ニーズマッチする織物を作り、小ロットでも販売できることを理念とし、カンブリア州ムルンソープにある少量の生地を扱う小さなショップとして再出発をしました。

エイコーンは、現在でも100年前のジョンプリンブ・シャトル織機で織られたウール×コットンの素材など長く愛される素材をコレクションし続けている伝統的なメーカーとして存在しています。

英国エイコーンの生地

ジャーミンストリートのシャツ専門店が認める英国のオーダーシャツ生地

また、前述のように小ロットでも対応するため、シャツメーカーや仕立て屋が最も密集しているジャーミンストリートとして有名なサヴィルロウでも高い評価を得、多くの取引を獲得していきます。

その上、エイコーンは、当時最高級の超長綿であった西インド海島綿を使用する英国で唯一の企業としての立場も確立してゆきます。

ビジネスが成長するにつて、エイコーンはスキプトンに移転し、その後1985年にネルソンにある近代的な建物に移転します。

80年台半ばまでに、エイコーンはシャツ生地の世界的なネットワークを確立し、オックスフォードなど伝統的な素材や光沢感のある美しい素材ブランドとして認知されていきます。

アバンギャルドなデザイン世界も認める英国の奥行きを感じるエイコーン

90年代に入るとイギリスの新進気鋭のデザイナーたちが型破りな方法でエイコーンのシャツ生地をアレンジするなど時代をリードする素材ブランドとなっていきました。

この伝統と先進性を兼ねそなえた精神は、現在のエイコーンにも変わらず受け継がれております。

なお、英国人はウール、オックスフォード、コーデュロイなどの厚手の生地が好まれることが多く、このこともエイコーンの素材作りに反映されています。

FIRSTEXPERIENCEではACORNのシャツ生地を英国のACORN社にダイレクトに注文しています。
これにより、クイックでタイムリーなご提案ができるようになっています。

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